そりゃない【印泥・印合】

呉竹の美麗が昨日届き、印合が今日届いた。

印泥の方は、落ち着いた紅色で光明を暗くした感じ。
練った感触は光明ほどべたべたしないなぁと言うとこ。
実際試し印しても、印面つぶれず奇麗に捺印できた。
練るときに光明に比べて繊維が多いなとは思った。
激安の印泥も繊維が多いし、なんならシャチハタは
繊維の中に朱が入ってるって感じ。お団子にできないほどだし。


で、その激安用の印合が届いたんだけど、これがまぁ
何というか餃子の皮に包んで言っても粗悪品。
直径は理想の大きさより気持ち大きいが厚みがあって深い。
それだけなら、まぁ何とかなった。
小さいよりはいいのでヾ(´∀｀；)Ａ
ただ、本体と蓋の大きさが合っておらず受け口みたいに
本体の素焼き部分が見える。
もっとよく見たら、蓋が浮いててきっちり閉まらない。
これじゃ、中身は乾いてしまうんですが？
はい、これ使い物になりません。
写真はAmazon様へアップしたからここには掲載しませんけど。
久々の【ハズレ】引きました。


ちなみに、下の写真が手持ちの印泥です。











色味は自分のパソコンでは実物より明るく見えます。
生で見たらもっと暗い色味になります。
四角の容器が激安の印泥で、
バラ模様の印合が西冷印社製の光明
竜の模様の印合が呉竹製の美麗
シャチ模様がシャチハタ製の印泥で落款用で色合い的に古色かな。
で、この中では真ん中の美麗が一番高かった。
シャチハタの印泥はそのまま使用して、表面が凸凹になったら
付属のへらで均す使い方だそうです。
どうりで練ろうとして練れずお団子にもならず結局平らにしたし。(ー'`ー;)

さて、印泥を触るときは要注意。
先ず蓋は乗っかってるだけなので何気に持ち上げたら本体は落下する。
箱から出すときはそ～～っと本体の下に指を入れて取り出す。
面倒がって箱に入れたまま蓋を開けようとしたら80%の確率で、
蓋が滑り蓋の淵に印泥がついて焦ることになる。
最悪、服とか服とか服（やっちゃったよ）についてしまう。
落ちないんだよね、印泥の色。